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2016.02.20 国際交流

【第5回学生観光論文コンテスト】観光庁長官賞は、東洋英和女学院大学「産学連携によるMICE促進プログラム」。

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 *2016年2月16日(火)東京ビッグサイト、第44回国際ホテル・レストラン・ショー会場内の表彰式において、受賞者と審査委員の皆様

第5回学生観光論文コンテスト(賞金総額100万円)

審査委員長の論文総評と受賞者の声
 
1. 審査委員長の論文総評(中村  裕 一般社団法人日本ホテル協会 元会長)
 
審査委員を代表して、学生観光論文コンテストの総評を述べさせていただきます。全体で25大学・1専門学校より合計45編の応募をいただき、そのうち8編を最終審査させていただきました。皆さん日本の観光の現状を把握されており、特にマイスやトラストの現状については意識もかなり高くなっていることが窺えました。
8編の最終審査に残った論文を慎重に審査いたしました。論文に甲乙付け難いほど点数が平均化し順位をつけるのに苦労いたしました。結果として、最優秀賞【観光庁長官賞】に東洋英和女学院大学 国際社会学部国際社会学科 長谷川かおりゼミ3年 長谷川美咲代表がまとめたテーマC「産学連携によるMICE促進プログラム」、優秀賞に大阪外語専門学校 国際観光・ホテル・ブライダル科1年 新居美鈴代表のテーマB「資産価値の認識を目的とした観光コースの作成など」―語学・観光系専門学校との実務レベルでの「産学連携」の提案―、並びに明治大学 政治経済学部経済学科 応用マクロ・ミクロ経済学ゼミ 3年 池野秀磨代表のテーマC「社寺のMICE関連利用拡大を促進・支援する組織の設立」―魅力的なユニークベニューの活用でMICE競争力を強化する―が各々【公益財団法人日本ナショナルトラスト会長賞】【一般社団法人全日本シティホテル連盟会長賞】に選ばれました。
おめでとうございます。来年も引き続き学生諸君の努力を期待します。
 
最後になりましたが、第5回学生観光論文コンテストを無事に終えることができたのも観光庁の皆様をはじめとする各種団体のご支援とご高配の賜物と深く感謝し厚く御礼申し上げます。
 
2. 受賞者の声
 
1)観光庁長官賞:東洋英和女学院大学 国際社会学部国際社会学科3年 長谷川かおりゼミ 長谷川美咲(はせがわ みさき、代表)・斎藤美波・深田あかり・武田ありさ、テーマC「産学連携によるMICE促進プログラム」。 
 
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今回はこのような栄誉ある賞を頂き、大変光栄に思っております。ご連絡頂いたときは嬉しさと戸惑いでいっぱいでした。“MICE”について知識がない状態から始めたため、取り組むにあたり試行錯誤しましたが、最終的には、現在の自分たちとしては、ベストを尽くした論文を完成させることができました。それをこのようなかたちで審査・評価していただき、心から感謝しております。
また、本論文に関わる議論や執筆においては多くの皆様にご協力いただきました。このような賞を頂けたのも、調査にご協力いただいた団体の方々、並びに指導してくださった長谷川かおり先生がいらしてこその結果です。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。
今回の受賞を励みにしてこれからも精進を重ね、様々な活動に取り組んでいきたいと思います。
 
2)優秀賞【公益財団法人日本ナショナルトラスト 会長賞】:大阪外語専門学校 国際観光・ホテル・ブライダル科1年 新居美鈴(にい みすず、代表)・辻あゆみ、 テーマB「資産価値の認識を目的とした観光コースの作成など」―語学・観光系専門学校との実務レベルでの「産学連携」の提案―。
 
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この度は日本ナショナルトラスト会長賞に選出いただき、誠にありがとうございました。名誉ある賞をいただき光栄に存じます。論文の選考に携わって下さった全ての方々に感謝申し上げます。学校からコンテストの事を知らされ、過去論文を拝読させて頂いたのですが、レベルが高く私達にできるかどうかと不安になりました。実際に日本ナショナルトラスト協会のヘリテイジセンターや保護資産を訪問して専門学校生ならではの視点から、観光モデルコースの作成の提案など語学・観光系専門学校の特色を活かした産学連携の提案論文として作成できたと思います。今回頂いた名誉ある賞を励みとし、さらなる成長に向け日々精進して参りたいと思います。
 
優秀賞【一般社団法人全日本シティホテル連盟 会長賞】: 明治大学 政治経済学部経済学科 応用マクロ・ミクロ経済学ゼミ   3年 池野秀磨(いけの しゅうま、代表)・米永恭太朗、 テーマC「社寺のMICE関連利用拡大を促進・支援する組織の設立」―魅力的なユニークベニューの活用でMICE競争力を強化する―。
 
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この度は、栄えある一般社団法人全日本シティホテル連盟 会長賞にご選出いただき、誠にうれしく思います。執筆にあたってサポートしてくださりました武田ゼミナールの皆さまに感謝いたします。受賞論文は、日本のMICE強化のために社寺の活用促進組織を設立することを提案したものです。国内には広い敷地をもつ趣深い社寺が多く存在していますが、それらは十分に活用されているわけではありません。こうした現状に、社寺をMICE関連のイベントに活用していく余地を見出したため論文にまとめました。まだまだ解決しなければならない課題はありますが、今後も日本の観光立国化に貢献していきたいと思います。最後に、関係各位の皆様に深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
 
3.今年度の応募学校名一覧(五十音順)
 
愛知学院大学、青山学院大学、亜細亜大学、大阪外語専門学校、鹿児島大学、金沢大学、慶応義塾大学、駒澤大学、産業能率大学、志學館大学、成城大学、創価大学、中央大学、中京学院大学、帝京大学、東京経済大学、東北学院大学、東洋英和女学院大学、同志社大学、長岡技術科学大学、日本大学、明治大学、明星大学、文教大学、琉球大学、流通科学大学。
 
4.過去4年間の応募論文数と学校数
 
1)第1回 2011年度  論文数~33編  学校数~ 9大学・3専門学校
2)第2回 2012年度  論文数~61編  学校数~28大学・2専門学校
3)第3回 2013年度  論文数~62編  学校数~27大学・1専門学校
4)第4回 2014年度  論文数〜49編  学校数〜27大学
3)第5回 2015年度  論文数~45編  学校数~25大学・1専門学校
 
*今回の最終審査に残ったファイナリスト8編の論文は近日中に、こちらのWebサイトにて公開予定。また、2016年度第6回学生観光論文コンテストの募集要項は5月中旬にリリースの予定です。もうしばらくお待ちください。
                 
文と写真: 一般財団法人日本ホテル教育センター 事業本部 教育事業室 藤原弘一
 

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